2012年11月8日木曜日

メディカルメガバンク・アンケート 問題あり!

東北メディカル・メガバンク機構が、
被災地である岩沼・亘理・山元町の小中学生
4000人対象に「健康アンケート調査」を実施しています。

もともと、メディカル・メガバンク構想では、
ゲノム(個々人の全遺伝子)の長期大規模疫学調査・
研究を目的にしています。
それが、アンケートでは全然触れられていません。
記入は任意としていますが、
「心の健康アンケート」も含まれており、
倫理的に大きな問題があります。

しかも、アンケートは県教委が協力しています。
被災地で、しかも児童・生徒から調査を始めたことは、
宮教組としても黙っている訳にはいきません!

東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センターの
呼びかけで、県教委に対し公開質問状を出すために、
宮教組も参加してきました。

対応したのは、総務課長。しかも10分間のみの対応。
回答を必ず文書で出すことを要求して終わりでした。

続いて、この問題をメディアで広く取り上げてもらうために
記者会見をおこないました。

アンケートに臨んだ保護者のみなさんの中にも、
きっと不審に感じた方もいるかと思います。
報道内容から、「やはりおかしいことなんだ。」と
納得してもらえるはず。
現場での状況などを調査しながら、
引き続きこの問題にも取り組んでいきます。



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