2013年5月30日木曜日

石巻支部 定期大会

5月22日(水)、石巻支部の定期大会が行われました。















賃金削減に対して、「仕事をさぼっているわけではない」
「絶対やめてほしい」という声が職員室で沸き起こっている
という意見が出ました。

また、被災校におけるスクールバスの利用が、
今年度から登下校に限られてしまい、
運動会練習や部活動の練習場所への児童生徒の移動にも
使わせてほしいという発言もありました。
国や県、教育行政には被災地を見て仕事をしてほしい
と確認しあいました。

3月から4月にかけて、組合に加入してくださった
3名の先生方からも発言をいただき、
元気になる大会となりました。
(以上、内海執行委員から)

 

新高校入試制度問題 記者会見   県教委請願

この冬に実施された新高校入試制度。
「受験の機会を増やす」という理由で前期・後期試験が実施されましたが、
さまざまな問題が現場で起きました。

宮教組は、中学校現場からアンケートを集め、問題点を集約して
県教委に以前の入試制度に戻すよう、請願書を作りました。

本日、県教委に届ける前に、記者会見を行いました。

まず、宮教組入試制度検討委員会 委員長の大木先生が
「前期試験をなくし1回の受験に戻すこと。
当面、改善してほしいこと」を請願書をもとに説明しました。

「受験条件に高い評定を設定したところは受験生を門前払いし、
特に設定しないところは多数受験したが多数不合格にした。
受験の機会が増えたわけでもなく、挫折の機会を増やしただけ。」
など、たくさんの問題点を説明しました。

高教組の高橋書記長は、受け入れる側の高校の問題を話しました。













「受験が2回になり、小論文・面接まで点数化するので、
採点業務が倍以上に増え多忙に拍車をかけている。
推薦入試よりも『特色ある生徒』が来なくなったという意見もあり、
定数内不合格が増大したのではないかという懸念の声も。」
と述べました。

宮教組入試問題検討委員 副委員長の遠藤さんは、
私立高校の問題について話しました。













「学校によって、A・B日程の検定料や出願手続きがう。、
被災者への減免措置の基準も違うし、
入試事務に関する『用語』も違うので、
確認するための手間も、手続きにも大変時間がかかった。」
と述べました。

以上のような問題から、「前期・後期試験の必要性を感じない」
ということをそれぞれが強く訴えました。

最後に、この入試制度について広く市民の皆さんにも
知ってもらおうと、シンポジウムを企画しました。
その宣伝を、「宮城の高校入試を考える会」
事務局の清岡さんにしていただきました。













6月23日(日)14:00~16:30、宮城野区文化センターで
実施します。もちろん、宮教組も「考える会」の一員です。
ぜひたくさんの方に来ていただきたいです。


この後、県教委高校教育課に請願書を届けました。













山内課長は、「初めて実施した制度なので、いろいろと
改善していく必要があると考えている。」と、
両教組の訴えを真剣に聞いてくださり、
「アンケートにもしっかり目を通す」と述べました。

少しでも私たちの声が聞き入れられ、来年の冬、
同じように挫折を味わう中学生がいなくなることを期待します。





第110回 宮教組定期大会

29日、フォレスト仙台で、第110回定期大会が行われました。
久々の平日開催ということで、最初は成立が危ぶまれましたが、
年休を取って参加してくださった参加者の方々のおかげと
委任状を送ってくださった各分会の協力のおかげで
無事成立しました。ありがとうございました!
来年は、また土曜日に戻す予定です。













来賓あいさつでは、賃金削減反対交渉で一緒に闘っている
三者共闘、県職組の清野委員長と高教組の野中副委員長が
県の提示を撤回させるぞ!の決意表明も含めて
ごあいさつをしてくださいました。
また、教組共闘を代表して幹事の今谷さんもおいでになり、
あいさつのときには何と! 10月に行われる
「全国女性教職員学習交流集会」に向けて宮教組女性部が作った
「たのむぞ おとな。」Tシャツを着て登場。
集会実行委員の女性部は大感激でした!












今谷さんは、大会の最後までと、打ち上げにも参加してくださいました。
ありがとうございました!

1~6号議案提案の後、質疑で4名、討論で19名が参加し、
どれもが前向きな意見・報告が出されました。参加者からは、
「いろいろな意見が聞けて、働く意欲ができた。」
「代議員の皆さんと執行部から力強い話を聞き、励まされた。」
との感想が寄せられました。
(詳しい発言内容は、7月の宮教組新聞でご紹介します。)
栗原支部・古川支部の統合についての6号議案も含め、
提案はすべて承認されました。

最後に、「憲法を守ろう」という特別決議と
大会アピールも満場一致で承認されて、大会は終了しました。








 

2013年5月28日火曜日

賃金削減反対 総務部長交渉2回目

今日は交渉の2回目。
朝には県庁前で街宣を行い、交渉前には
「国家公務員に準じた給与削減反対総決起集会」が
JAビルで行われました。主催は、三者共闘会議です。

今回画期的だったのは、来賓として、
連合宮城と県労連、自治労が参加したことです。
また、石巻市と大崎市の市職労、宮城国公が連帯の挨拶に
駆けつけてくれました。

三者共闘の決意表明で、宮教組からは
渡辺石巻支部長が、被災地で統合し、仮設校舎での
現状を報告。震災後、自ら被災しながら避難所運営などで
頑張った私たちからも賃金を削減することは許せない、
と訴えました。












集会決議の採択では、瀬成田書記長が決議文を読み上げ
満場一致で採択されて、総決起集会は終了しました。





 













そして、県庁に場所を移して、総務部長交渉の2回目。
冒頭、分会の皆さんから寄せられた署名、計8000筆
(宮教組分は4500筆弱)を部長に渡しました。
マスコミの注目度も高く、総決起集会からたくさんの
メディアが駆けつけていました。












まず、前回の交渉で論点としていたことについて
総務部長から回答をもらいました。
資料を用意して、削減1つめの理由の「財政が苦しい」
と言うことを訴えたかったようですが、
資料のどこを見ても説得力のあるデータは見あたりません。
国直轄の事業費を減らしたらいいのではないか」
「分かりやすく言うと、16000円の財布から
100円のやりくりを考えることに当たる。
いくらでも費用削減の工夫ができるのではないか?」と
高橋委員長は鋭く迫りました。

また、2つめの削減理由の、「他の県から支援に来ている
職員が、地元の県で削減されているのに、本県が
しないわけにいかない」と言う点について、
「むしろまだ削減が決まっていず宮城の動向を見ている県もある。
被災地宮城で削減を決めてしまったら、かえって削減が広まって
支援職員に影響してしまうのでは?」と詰め寄りました。
会場からは、「その通り!」と応援の声が上がりました。












現場からの訴えでは、仙台支部の遠藤さんが、
「中学校では、過密長時間労働で、実質1ヶ月間に
1.5ヶ月分の仕事をしているのに、賃金削減されては
モチベーションが下がる。残業手当もない教員に
現給保障・退職手当削減に続くこれ以上の削減はやめてほしい。」
と訴えました。













しかし、何を言っても自分で決定権がない総務部長は、
「知事の言うことはぶれていない、2つの理由通り」の一点張り。
三者共闘は、「納得がいかないので、撤回を要求する」
と、一歩も引きませんでした。
部長ではらちがあかないので、次回の知事交渉を
きちんと約束させて、交渉は次回持ち越しとなりました。

次回は6月3日(月)17:15からです!


2013年5月26日日曜日

女性ネット宮城 一周年のつどい

25日の午後、宮城野区文化センターで、
「子どもを放射能からまもり自然エネルギーへの転換をめざす
女性ネットワーク宮城」(通称「女性ネットみやぎ」)の
一周年記念のつどいが行われ、300人以上が参加しました。。














第一部は、呼びかけ人代表あいさつに続いて
事務局の本田さんからこの一年の活動報告がありました。














新聞一面を使っての意見広告、ポスター作成、
フォーラス前での街頭宣伝、金曜夜デモへの参加、
ニュースの発行やFACEBOOKでの広報宣伝など、
幅広く活動してきました。

その後、「風の会」などの脱原発のグループの活動報告があり、
メインの報告として、元鹿島台町長の鹿野文永さんからのお話を聞きました。













鹿島台では、脱原発の取り組み盛んですが、
今度は鹿島台九条の会も発足します。
「原発は原爆とつながっている、だから平和を守ること、
つまり九条を守ることにも大事。」ということを
強く訴えました。

第二部は、ウクライナの歌姫、ナターシャ・グジーさんの
コンサートでした。残念ながら演奏中は撮影禁止でした。
ウクライナの民族楽器バンドゥーラを奏でながら、
天使のようになきれいな歌声で歌う絶世の美女のナターシャさん。
その第一声からすっかり魅せられてしまいました。
そのナターシャさんが、小さいときに起きてしまった
チェルノブイリの事故のこと、故郷を追われて戻れなくなったことを
静かにとつとつと話す様子に、会場は水を打ったようにシーンとしてしまいました。
でも、けっして後ろ向きにならずに、決して故郷のこと・事故のことを忘れない、
という強い決意をこめて、次々と素晴らしい歌を披露してくれました。
日本に来て13年、日本の歌もとても良かったんのですが、
「カッチーニのアベ・マリア」が特に素晴らしかったです。
サイン会でのナターシャさん
 




2013年5月24日金曜日

いの健総会

昨夜、「働くもののいのちと健康を守る宮城県センター」
(通称「いの健」)の総会が行われました。

冒頭の代表あいさつから、先日届いたうれしいニュース、
大泉博史先生の公務災害認定が紹介されました。
そして、奥様の淳子さんが感謝のあいさつを述べました。
会場からは、大きな喜びの拍手が送られました。
「2度と同じような悲劇が起きないように、
先生方の働く環境を改善してほしい。」
と純子さんは訴えました。














総会では、事務局長である、私たち宮教組の大先輩の芳賀さんが、
昨年の活動報告と今年度の活動方針を説明しました。
いの健では、弁護士の先生や産業医の先生方を
複数人、顧問として配置しています。
ですから、働く人たちをしっかりサポートできるのですね。
すごいことです。困っている人たちの強い味方です!














総会の後、記念講演として、杉山弁護士に、
「大泉博史先生の公務災害認定の教訓」と題して
お話ししていただきました。














学校の労働実態が、なかなか世間に理解されないので、
苦労して資料を集め地方公務員災害補償基金
宮城県支部審査会に提出したこと、審査請求での
意見陳述の順番などを工夫したことなどを紹介しました。
今後は、職場・労働環境の改善の取り組みが
課題であることも。それは宮教組にも共通した課題です。

大泉さんの思いをしっかり受け継いで、
いの健とともに頑張っていきましょう。




2013年5月21日火曜日

大泉さん 公務災害認定記者会見

2008年2月、中学校3年生の担任だった大泉博史さんは、
進路指導・部活動指導・生徒指導の過密労働でうつ病を発症し、
学校の窓から飛び降り自殺をしました。

しかし、地方公務員災害補償基金宮城支部は、
公務災害請求を受け付けず「公務外」と処分を出しました。
宮教組は、「故大泉博史さんの公務災害認定を実現する会」の一員としてし
遺族の大泉淳子さんと代理人の弁護団とともに、
公務認定を勝ちとるために、支援してきました。

そしてこの5月15日、審査会が基金支部の処分を取り消したことで
「事実上、公務災害に認定された」といううれしいニュースが届きました。
それを受けて、本日記者会見をしました。













今回の認定に当たっての重要な点は
①部活動・スポーツ少年団の活動を時間外勤務と認定したこと
②自宅での持ち帰り仕事を推定し、時間外勤務としたこと
③大泉さんの時間外勤務が、1月当たり概ね100時間以上で
 それが3か月連続していたことを認めたこと
④進路指導・進路事務・問題行動生徒への対応を「ストレス」と判断したこと
⑤①~④を総合的に評価し、公務に起因した自殺と認定したこと
です。

記者会見の中で、大泉淳子さんは、
「英語の指導のために情熱をこめて教壇に立っていた夫は、
志半ばで教壇に立てなくなったことを無念に思っていたはず。
でも、公務災害と認められたことで、その思いが認められたことはうれしい。
認定されたことで夫が帰ってくるわけではないのが悲しいが、
夫の思いが認められたことで、同じように大変な思いをしている
先生方が、同じようなことにならないように、生かしてもらいたい。」
と、涙ながらに話されました。













今回の認定には、宮教組が取り組んできた在校時間記録の
開示請求資料が大きな役割を果たしました。
県内の自治体で、勤務時間を記録する取り組みが広がっていますが、
まだ記録していない自治体もあります。
今回の公務災害認定からみても、やはりきちんと
自分の勤務時間を記録する大切さを感じました。

大泉淳子さん、支援する会の皆さん、本当にお疲れ様でした!
大泉博史さん、安らかにお休みください。



2013年5月20日月曜日

賃金削減反対交渉 1回目

いよいよ、賃金削減をストップさせるための交渉がスタートです。
1回目・2回目は、総務部長交渉です。
始めから知事が出てくるつもりがないのが残念です。













今日は、「そもそも賃金は誰が決めるのか」と総務部長に詰め寄りました。
人事委員会勧告を都合の良いときだけ利用し、都合が悪いと勝手に無視。
これまで県の独自カット3回で、390億円もしているのだから、
今回は「削減の提言を撤回しろ!」と強く要求しました。

県は、「地方交付税の削減は、兵糧攻めにあいしかたがなく提示した」
といっていますが、財政調整基金に332億円もあるのです。
しかし、「28年度に歳入の175億円の財源不足になる。
これは、財政再生団体190億円の一歩手前になる、
それを避けたいので、この提示になった。今回は、止むを得ない。」
と、総務部長は繰り返して乗り切ろうとしているので、
「地方自治として、国と闘うべきではないか!」と強く反発しました。
でも、今年慌てて給与削減しなくてもできる財政であることはまちがいないのです。
納得のいく資料を次回提出するよう要求し、
5時から始まった今日の交渉は、7時45分に終わりました。

次回は、5月27日(月)18時からです。
みなさん、結集しましょう!

2013年5月17日金曜日

賃金削減反対交渉に結集しよう!

国並みの賃金削減の提示をした宮城県。
人事委員会の勧告を無視し、
いろいろな問題を含んだ提示です。
全教職員の力でストップさせましょう!

第1回目は、総務部長交渉、5月20日(月)
17時から、県庁1階「みやぎ広報室」で行います。
16時30分、1階ロビーに集合です。

運動会代休の方は、ぜひ参加してください!
参加できない方は、各分会に下している
ファックス署名にぜひ早急に取り組んでください。

2回目は5月27日、3回目は6月3日です。
詳しくは、後日お知らせします。

2013年5月13日月曜日

みやぎ九条の会 キックオフ集会

みやぎ憲法九条の会は、自民党の改憲草案の危険性や
この間の安倍内閣の支持率の高さに危機感を覚え、
「改憲を許さない・九条を守ろう」というアクションを起こそうと、
大判チラシを作って広く県民に訴えることを決めました。

検討の結果、このような素晴らしいチラシが出来上がりました。
実際の大きさはA2版で、4つ折りのA4の大きさで配布されます。
このまま貼ってほしいので、裏面には印刷されていません。























みやぎ九条の会は、県内各地区の九条の会や新聞折り込みを通して、
約32万枚を県内に配布する計画を立てました。
チラシも出来上がり、いよいよ配布開始をするにあたって、
12日、フォレスト仙台でキックオフ集会をしました。














事務局から、大判チラシを配布することになった経緯と、
チラシ作製のワークグループの中心になった須藤さんから、
チラシに込めた願いや内容の説明がありました。














そのあと、各九条の会から配布に当たっての決意表明をしました。
仙台地区教職員九条の会は、県内の全教職員に配布し
教室に貼ってもらう運動をしたい、と述べました。
まもなく、宮教組を通して各校に配布しますので、
ぜひ子どもたちに、平和と憲法九条の大切さを語ってください!





 







 

第302回中央委員会

11日土曜日、第302回中央委員会が行われました。
運動会などで参加できない中央委員もいたのですが、
過半数以上参加で成立しました。

開会のあいさつで、高橋委員長は、
10日に提示された賃金削減について、
「復旧途中の宮城が東北初の提示で、他県にも影響してしまう。
知事選に向けての人気取りをねらった公務員バッシングである。
地方公務員法24条で、職責に応じて給与をもらう権利がある。
子どもたちに明るく生きる未来を作る責任があるので、
負けずにたたかっていこう。」
と述べました。













議事に入る前に、第26次組織機構整備委員会から、
古川支部と栗原支部の統合に向けての検討と、
今後の本部専従役員と書記の体制についての答申がありました。

今後の取り組みの重点では、
大震災の教訓のまとめ・被災校の受験整備、
少人数学級の実現を求める県民運動の推進、
憲法を学び語り手になって、憲法改悪に反対する取り組み、
毎週金曜日に「ちょっぴり組合活動」対話・拡大を進めるとりくみ
などが提案されました。

参加した中央委員からの発言内容は以下の通りです。

・仙南支部から   
「退職者に感謝する会」で賛助会員制度はないのかという発言あり。
春の教育講座は好評だったが、初任者組織ができなかったので
別の対策を講じていきたい。
高速代について、校長から県民感情を考えてと発言があった。
ブロック制アンケートについて情報開示請求したら
取り下げてくれと直接携帯に電話が来たのがおかしい。
指導主事訪問の指導案A42枚が仙南で広がりつつある。
体力テスト、悉皆になったが、体力低下の分析もないのに、
練習してテストに臨めというのはおかしい。

・石巻支部から
公開研究会は職員の合意と納得の上でという確認があったはずなのに、
断ったら隣の学校に押し付けられ、また断ると被災校へ押し付けられると
いわれ、しかたなく引き受けた学校がある。
学力向上プロジェクトで、県内を4か所に分けて小中1校ずつ、
と県から押し付けられている状況がまだある。

・迫支部から
労安法について事務所交渉で説明し、タイムカードを勧めるつもり。
在校時間の記録は、雑務が多く分類できないものが多い。
学級が荒れ、家庭訪問では学校に対する不満が噴出、
親もイライラし子どももイライラする中での学力テスト、
意味があるのか?お金のかけ方が違うのではないか。

・仙台支部から
新入試制度は問題が多すぎる。前期選抜の条件は高校任せ。
評定を高く設けた高校は門前払いし、だれでも受けられると設けたところは
多数受けさせて多数落としている。何のための前期試験なのか。
ソフトボールの全国大会、数年後宮城が会場。
負担が大きいので過労自殺を出さないように、簡素化する必要。

・古川支部
退職金や現給保障削減、同僚で1年早く辞める決意をした人も。
しかし、講師が見つからず結局講師として働いている。
年休の取得について計画的にとるようにと計画表が来たが、
我々のためになるようなことは進まない。
「飲酒運転はしません」のようなものはすぐ貼るのに。
組合の果たす役割は大きい。率直に組合へ、と伝えていきたい。









復興庁からスクールカウンセラーが来たが、何と熊本から通っていた。
お金の使い方がおかしいのでは。
初任研の後補充講師が見つからない。初任研をやるのなら県教委が
後補充とセットで配置するのが当たり前でないか。

・中央支部
10月の全国女性教職員学習交流集会にぜひ参加を。
「福島から伝えたいこと」福島県教職員組合女性部が作成。
記録されなければ記憶されない。ぜひ購入してほしい。
浪江ツアーのお手伝いができるのでぜひ企画を。
少しでも福島のことを伝えたい。

・栗原支部
統合で、行事やスクールバスの時間のすり合わせなどでてんやわんや。
35人学級というが、中学校2・3年は30人以下学級は認めないというので、
80人いると40人学級2つになってしまう。
指導主事訪問が年2回要請されていて、1回は学力向上で午後から。
反対の声をあげていきたい。
6月30日久しぶりに栗原で母親大気をおこなう。
会場が分散するが、ぜひ参加してほしい。


第6号議案の「第18次財政確率委員会への諮問に関する件」
本部と支部会計の一本化については、議論がまだ深められていない、
決定していくにも支部大会の討議が必要、などの意見が出され
取り下げました。
そのほかの議案については、賛成多数で可決されました。
5月29日の宮教組定期大会成功に向けての意思統一をして
閉会しました。






2013年5月10日金曜日

怒り! 賃金削減提示 国並み

宮城で今日、村井知事から三者共闘に対して
賃金削減の提示がありました。
















給料については、行政職給料表2級以下が4.77%、
3級から6級までが7.77%、7級以上が9.77%削減。

教育職給料表(一)(二)とも、2級以下が4.77%、
特2級以上(主幹教諭以上)が7.77%削減。

管理職手当は10%削減。

減額期間は、今年の7月1日から26年3月31日までの9ヶ月。

期末手当・勤勉手当(12月期)は、9.77%削減。

そして、手当などへのはね返りもあります。

これは、国とほとんど同じ削減になります。
直前に、秋田では削減しないという情報が入っただけに
とても許せない提示です。
















今日は提示ということで意見を言うことができないのですが、
三者の委員長からそれぞれ提示に対するコメントを述べる
時間をとってもらいました。

宮教組高橋委員長は、「人事委員会は勧告しなかったのに
国が勝手に削減を決め、県がそれに最後まで抵抗もせずに
受け入れてこのような提示になったことは非常に残念。
我々こそ憲法をしっかり守っていくべき。
復興途中なのに、賃金削減はあってはならないこと。
新任の先生が、過密労働で残業手当もなく遅くまで勤務し、
土日も出て仕事をしたが、時給で計算したら
大学時代のバイト代よりも安い賃金だった、と嘆いていた。
このような状況を打開してこそ、宮城の経済発展につながるのでは?」
と、述べました。

これは提示なので、まだ決定ではありません。
これから組合との交渉で正式に決まるもの。
団結して提示を跳ね返しましょう!


2013年5月3日金曜日

憲法を活かす宮城県民集会

憲法記念日の今日、エル・ソーラで
「憲法を活かす宮城県民集会」が行われました。
国際政治学者の浅井基文さんに
「21世紀の日本と国際社会~東アジアをめぐる情勢と平和憲法」
と題して講演していただきました。

平和憲法を生んだ国際情勢、東アジア情勢にかかわる固定観念、
アメリカに対する積み重ねられた常識、そして、改憲問題など、
15ページに及ぶ資料を用意して詳しく話してくださいました。
中国や朝鮮に対する「常識」を見直すべきであること、
特に北朝鮮のミサイル開発に対する安保理決議は、
大国の力が国際法をいかようにもできるとなると、
国際社会は2世紀前のウィーン体制に逆戻りする、
と強く警鐘をならされました。

改憲については、「ポツダム宣言を受諾して降伏した日本は、
二度と国際の平和と安全を脅かす存在にならないという
義務を負っており、憲法はそういう義務を
積極的に担うことを国際的に約束した基本文書として、
日本が勝手に変えることは許されない。」
と話されました。

どちらも目から鱗が落ちるお話でした。
憲法は変えるべきではないということを
国際的な観点から再認識した集会でした。

2013年5月1日水曜日

県内各地でメーデー集会

今日は5月1日、メーデー。
仙台で中央集会があり、本部と仙台支部が参加。
他にも、塩竈、石巻、仙南、大崎で行われました。

塩竈集会は、二又グラウンドで行われ、420名が参加。
実行委員長・ご来賓のあいさつに続いて、
リレートークが行われ、保育士、薬剤師、年金者組合、
ソニー労組などの団体から活動報告や活動提起がされました。













宮教組も、安倍政権のもくろむ「教育再生」の危険性、
公務員の賃金削減反対について訴えました。


メーデーアピールとスローガンを採択した後、
「団結がんばろう」で気勢をあげ、アピール行進へ。















塩竈市役所、お釜神社を経由して、塩竈神社の参道前でゴール。
少し寒かったけれど、若い人もたくさん参加していて
元気をたくさんもらい、第84回メーデーは無事終了。
みなさん、お疲れ様でした!