2013年5月13日月曜日

第302回中央委員会

11日土曜日、第302回中央委員会が行われました。
運動会などで参加できない中央委員もいたのですが、
過半数以上参加で成立しました。

開会のあいさつで、高橋委員長は、
10日に提示された賃金削減について、
「復旧途中の宮城が東北初の提示で、他県にも影響してしまう。
知事選に向けての人気取りをねらった公務員バッシングである。
地方公務員法24条で、職責に応じて給与をもらう権利がある。
子どもたちに明るく生きる未来を作る責任があるので、
負けずにたたかっていこう。」
と述べました。













議事に入る前に、第26次組織機構整備委員会から、
古川支部と栗原支部の統合に向けての検討と、
今後の本部専従役員と書記の体制についての答申がありました。

今後の取り組みの重点では、
大震災の教訓のまとめ・被災校の受験整備、
少人数学級の実現を求める県民運動の推進、
憲法を学び語り手になって、憲法改悪に反対する取り組み、
毎週金曜日に「ちょっぴり組合活動」対話・拡大を進めるとりくみ
などが提案されました。

参加した中央委員からの発言内容は以下の通りです。

・仙南支部から   
「退職者に感謝する会」で賛助会員制度はないのかという発言あり。
春の教育講座は好評だったが、初任者組織ができなかったので
別の対策を講じていきたい。
高速代について、校長から県民感情を考えてと発言があった。
ブロック制アンケートについて情報開示請求したら
取り下げてくれと直接携帯に電話が来たのがおかしい。
指導主事訪問の指導案A42枚が仙南で広がりつつある。
体力テスト、悉皆になったが、体力低下の分析もないのに、
練習してテストに臨めというのはおかしい。

・石巻支部から
公開研究会は職員の合意と納得の上でという確認があったはずなのに、
断ったら隣の学校に押し付けられ、また断ると被災校へ押し付けられると
いわれ、しかたなく引き受けた学校がある。
学力向上プロジェクトで、県内を4か所に分けて小中1校ずつ、
と県から押し付けられている状況がまだある。

・迫支部から
労安法について事務所交渉で説明し、タイムカードを勧めるつもり。
在校時間の記録は、雑務が多く分類できないものが多い。
学級が荒れ、家庭訪問では学校に対する不満が噴出、
親もイライラし子どももイライラする中での学力テスト、
意味があるのか?お金のかけ方が違うのではないか。

・仙台支部から
新入試制度は問題が多すぎる。前期選抜の条件は高校任せ。
評定を高く設けた高校は門前払いし、だれでも受けられると設けたところは
多数受けさせて多数落としている。何のための前期試験なのか。
ソフトボールの全国大会、数年後宮城が会場。
負担が大きいので過労自殺を出さないように、簡素化する必要。

・古川支部
退職金や現給保障削減、同僚で1年早く辞める決意をした人も。
しかし、講師が見つからず結局講師として働いている。
年休の取得について計画的にとるようにと計画表が来たが、
我々のためになるようなことは進まない。
「飲酒運転はしません」のようなものはすぐ貼るのに。
組合の果たす役割は大きい。率直に組合へ、と伝えていきたい。









復興庁からスクールカウンセラーが来たが、何と熊本から通っていた。
お金の使い方がおかしいのでは。
初任研の後補充講師が見つからない。初任研をやるのなら県教委が
後補充とセットで配置するのが当たり前でないか。

・中央支部
10月の全国女性教職員学習交流集会にぜひ参加を。
「福島から伝えたいこと」福島県教職員組合女性部が作成。
記録されなければ記憶されない。ぜひ購入してほしい。
浪江ツアーのお手伝いができるのでぜひ企画を。
少しでも福島のことを伝えたい。

・栗原支部
統合で、行事やスクールバスの時間のすり合わせなどでてんやわんや。
35人学級というが、中学校2・3年は30人以下学級は認めないというので、
80人いると40人学級2つになってしまう。
指導主事訪問が年2回要請されていて、1回は学力向上で午後から。
反対の声をあげていきたい。
6月30日久しぶりに栗原で母親大気をおこなう。
会場が分散するが、ぜひ参加してほしい。


第6号議案の「第18次財政確率委員会への諮問に関する件」
本部と支部会計の一本化については、議論がまだ深められていない、
決定していくにも支部大会の討議が必要、などの意見が出され
取り下げました。
そのほかの議案については、賛成多数で可決されました。
5月29日の宮教組定期大会成功に向けての意思統一をして
閉会しました。






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