2013年5月3日金曜日

憲法を活かす宮城県民集会

憲法記念日の今日、エル・ソーラで
「憲法を活かす宮城県民集会」が行われました。
国際政治学者の浅井基文さんに
「21世紀の日本と国際社会~東アジアをめぐる情勢と平和憲法」
と題して講演していただきました。

平和憲法を生んだ国際情勢、東アジア情勢にかかわる固定観念、
アメリカに対する積み重ねられた常識、そして、改憲問題など、
15ページに及ぶ資料を用意して詳しく話してくださいました。
中国や朝鮮に対する「常識」を見直すべきであること、
特に北朝鮮のミサイル開発に対する安保理決議は、
大国の力が国際法をいかようにもできるとなると、
国際社会は2世紀前のウィーン体制に逆戻りする、
と強く警鐘をならされました。

改憲については、「ポツダム宣言を受諾して降伏した日本は、
二度と国際の平和と安全を脅かす存在にならないという
義務を負っており、憲法はそういう義務を
積極的に担うことを国際的に約束した基本文書として、
日本が勝手に変えることは許されない。」
と話されました。

どちらも目から鱗が落ちるお話でした。
憲法は変えるべきではないということを
国際的な観点から再認識した集会でした。

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