2014年10月23日木曜日

日本母親大会 省庁要請行動

第60回日本母親大会の各分科会で決定された申し合わせ事項が、
領域別に対象となる省庁への1枚の要請書にまとめられ
今日要請行動が行われました。NHKも対象に入っています。

午前中はまず学習会が行われ、中央社会保障推進協議会の
前沢さんが、安倍政権が進めている
医療介護総合推進法について講演しました。














推進とは名ばかり、むしろ逆行するひどい内容に
会場からは驚きと怒りの声が起こりました。
医療の現場も、介護の現場も、お金がない人は
どんどん切り捨てられていくひどいものです。
しかも、国会でほとんど審議もされないままに
強行採決された推進法です。
どこまで国民をいじめれば気が済むのでしょうか?

午後からグループに分かれて各省庁へ。
文科省へは17名が訪問しました。














重点は、道徳の教科化、学力テスト、奨学金制度、
教科書検定基準、被災地への支援で、
被災地へ正規職員の増員、SCやSSWの
全校配置について発言して来ました。
しかも、財務省が1年生の35人学級の効果がないので
40人に戻すように指示したというニュースがあり、
被災地では人的配置を1番望んでいるというのに
とんでもないことだと訴えて来ました。
しかし、文科省の各担当の回答は、予想通り機械的なもので、
参加者をがっかりさせました。
でも、諦めずに要求を伝えることは大事です。
これからも声を届け続けます!





2014年10月15日水曜日

人事異動等に関する交渉

今日15日、県教委学校教育課人事班との交渉がありました。
重点要求項目は、
⚪︎異動は本人の納得と合意を前提とすることの確認
⚪︎被災地域の学校の教職員体制の充実強化
⚪︎震災の被害の大きな地域への異動を希望するもの、また
被災校に勤務していた者の希望について考慮すること
⚪︎校長教頭の任用においてハラスメントの言動が見られた
管理職に対して、降格も含めて厳しく指導すること
⚪︎教員採用に当たり講師経験を十分に評価し
1年以上の講師経験者は1次試験を免除すること
⚪︎接続型再任用は短時間希望も任用すること
⚪︎臨時的任用の事務職員の中断期間も教員同様にし、
他事務所への異動でも社会保険が継続するように
年金事務所と協議すること

人事監の答弁はほとんど昨年同様の機会的なものでしたが、
異動に関して本人の希望通りで無かった実例をあげると、
「きちんと伝えていないことが誤解を呼ぶ、
より丁寧に説明するように指導する」と話しました。
大河原教育事務所のブロック制についても、
現状が変わってきている認識はある、方向性を見直し
議題として可能性を見出して行く、と答えました。

石巻の渡辺支部長は、被災校の荒れの現状を訴え、
今年度並みの統合加配を要求、近隣校も大変で
病休者が出るとさらに大変になるので先に手を打ってほしい、
講師の未配置が多いので打開策を示してほしい、と話しました。
「即答はできないが、被災校に寄り添うような解決策を考えたい」
という返答でした。

他にも、統廃合の問題点、管理職の登用やハラスメント対策、
短時間再任用のことなどについてさらに意見を述べていきましたが、
具体的な対策や回答はありませんでした。
最後は時間もなくなり、十分に話し合えませんでしたので、
11月の専門部交渉で細部を詰めていきたいと思います。
現場から駆けつけてくださった方々、お疲れ様でした!





2014年10月4日土曜日

安倍政権にレッドカードを!塩竈地域大集会

今日、塩竈の港町公園で、大集会が行われました。
オープニングではまず、古川民族芸の会の皆さんの
「ぶち合わせだいこ」の力強い演奏がありました。
また、仙台地区教職員九条の会の佐々木俊幸さんが
作詞作曲した「たたえよ九条」の歌を披露しました。
そして、制服向上委員会のミニコンサート。
歌でもトークでも、きっぱりと安倍政権を
批判してくれるので、会場は大喜び。大したものです。
アンコールもでて、「ダッ!ダッ!脱原発の歌」で
会場は大いに盛り上がりました。

そして、集会では、9条の会、医療介護、年金、
生活保護、保育子育て、消費税反対、労働関係、
教育、脱原発の各分野から、安倍政権への
怒り、抗議、退陣を求めるスピーチが出されました。
教育は、再び佐々木俊幸さん。学力テストを批判し、
憲法改悪について意見を述べ、一緒に子どもたちの未来を
守りましょう!と呼びかけました。
*佐々木さんの写真は後日UPします。

最後に、「今戦後の歴史上で重大な岐路に立たされている。
安倍政権の退陣を求めてもっと声を広げ、行動しましょう!」
という決議を採択して集会は閉じ、
制服向上委員会とともにアピール行進を行って終了しました。





2014年10月2日木曜日

子ども笑顔地教委キャラバン始まる

2年前から始めている「子ども笑顔地教委キャラバン」、
今年も昨日から始まりました。
宮城県内の全教育委員会を訪問し、教育長・課長と
「子どもと向き合う時間の確保」「教育条件整備」
「時間外労働解消」「ハラスメント防止」などについて懇談します。

昨日1日は、トップを切って塩竈・七ヶ浜・多賀城におじゃましました。
















多忙解消のために、「在校時間記録ソフト・学校日誌ソフト」
を差し上げて、使用をお勧めし、大変興味を持たれました。
また、授業分担の推進、パソコンの支給、エアコンの設置など
その地区の実態に合った要求など伝えました。

また、「改正地方教育行政に関する法律に係る要請」も提出。
教育長さんたちは、たとえ改正されても、「政治的中立を守る」
「教育に口出しはさせない」「教育委員として変わらない姿勢を通す」
と、大変力強い言葉をいただきました。

学力テストの結果公表について、ある教育長は
「壮大な人間の育成をめざしている。点数で一生は測れない。
結果の公表は必要ないと議会でも話している」と話しました。
このようなお話が聞けただけでも、キャラバンの意義は
大変大きいものがあります。

地区の役員にも参加を呼びかけていて、昨日は多賀城で
1名参加してもらい、地区の独自要求なども伝えました。
ぜひ、これから実施の地区でも現場の先生方に
どんどん参加してほしいです。

以下、今後の予定です。
 2日 15:00 白石市
 3日 13:30 川崎町 16:00 名取市 16:30 角田市
 6日 13:00 栗原市 13:30 岩沼市 15:00 亘理町 16:30 山元町
 7日 11:00 南三陸町 13:30 登米市 15:00 村田町 
     16:00 東松島市 16:30 柴田町
 8日 15:00 松島町 16:15 利府町
 9日 11:00 美里町 13:00 大郷町 13:30 七ヶ宿町
     16:15 女川町 16:30 丸森町 
10日 13:30 大河原町 15:00 蔵王町
14日 13:30 色麻町 15:00 大和町 16:30 大崎市
17日 10:00 加美町 15:30 石巻市
20日 14:30 大衡村 15:00 涌谷町 16:00 富谷町 16:00 気仙沼市
27日 10:30 仙台市