2014年10月15日水曜日

人事異動等に関する交渉

今日15日、県教委学校教育課人事班との交渉がありました。
重点要求項目は、
⚪︎異動は本人の納得と合意を前提とすることの確認
⚪︎被災地域の学校の教職員体制の充実強化
⚪︎震災の被害の大きな地域への異動を希望するもの、また
被災校に勤務していた者の希望について考慮すること
⚪︎校長教頭の任用においてハラスメントの言動が見られた
管理職に対して、降格も含めて厳しく指導すること
⚪︎教員採用に当たり講師経験を十分に評価し
1年以上の講師経験者は1次試験を免除すること
⚪︎接続型再任用は短時間希望も任用すること
⚪︎臨時的任用の事務職員の中断期間も教員同様にし、
他事務所への異動でも社会保険が継続するように
年金事務所と協議すること

人事監の答弁はほとんど昨年同様の機会的なものでしたが、
異動に関して本人の希望通りで無かった実例をあげると、
「きちんと伝えていないことが誤解を呼ぶ、
より丁寧に説明するように指導する」と話しました。
大河原教育事務所のブロック制についても、
現状が変わってきている認識はある、方向性を見直し
議題として可能性を見出して行く、と答えました。

石巻の渡辺支部長は、被災校の荒れの現状を訴え、
今年度並みの統合加配を要求、近隣校も大変で
病休者が出るとさらに大変になるので先に手を打ってほしい、
講師の未配置が多いので打開策を示してほしい、と話しました。
「即答はできないが、被災校に寄り添うような解決策を考えたい」
という返答でした。

他にも、統廃合の問題点、管理職の登用やハラスメント対策、
短時間再任用のことなどについてさらに意見を述べていきましたが、
具体的な対策や回答はありませんでした。
最後は時間もなくなり、十分に話し合えませんでしたので、
11月の専門部交渉で細部を詰めていきたいと思います。
現場から駆けつけてくださった方々、お疲れ様でした!





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